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長岡京の工場前。何人もの職人さんがズラリと並ぶ長い竹材を相手に、黙々と作業に勤しんでいる。中からは、機械音が絶え間なく響く。二代目高野忠男氏が父のもとを独立、高野竹工として新たなスタートを切ったのは昭和43年のこと。手作りの味わいを継承しながらも、作業の要所要所に積極的に機械を導入。高度成長の波に乗り、会社は急成長を遂げた。現在では茶道具をはじめ、工芸品や指物など、竹製品の製造を数多く手掛けている。しかし、「道場はあくまで竹の中」と高野氏。その言葉の裏には、「最高の竹を見つけだし、後世に残し伝えていくことが竹を扱う者の役目。そのためには、自分たちがまず竹の価値をきちんと理解していなければならない」。そんな思いが隠されている。
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