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野崎つづれのふくさは、図案から完成まで一貫して自社製作されています。これまでは図案や紋の設計図を紋紙に打ち込み、この紋紙を使ってジャカード機で織ってきました。最近では原画をスキャナーで読み込みパソコン上で設計図を作成、紋紙の代わりにデータの入ったフロッピーディスクが使われるようになってきています。写真は、図案の原画をスキャナーで取り込み、パソコン上で細部を修正しているところ。
「うちのふくさは最高級の絹糸を使用し、熟練した職人さんが織るので、生地のつやや風合いが全然違います」と、常務の野崎浩さん。その言葉から商品への揺るぎない自信と誇りが感じられます。写真は、結納の際の掛けふくさとして使う、本綴式ふくさ。表に家紋、裏に模様が入ります。模様は主に松や鶴、高砂などが描かれます。ちなみに結納にふくさを使うのは略式で、関西独自の習慣だとか。儀礼用品はセットで求められることが多く、結納用ふくさにはつづれ織大寸・中寸が、盆は輪島塗、越前塗など、風呂敷は白山紬、ちりめんがあります。
その他つづれ織の商品では、金封ふくさや念珠袋、最近では名刺入れや札入れ、保険証入れもあります。
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