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西陣織、京呉服、京染などの和装関係の業者が多く集まる室町通。町家造の街並みにどっしりとした老舗らしい店構えを見せる誉勘商店がある。初代が没したのが1761年と言う記録が残り、その創業は 250年以上前、江戸宝暦年間と伝わる。寺院の荘厳具に用いる裂地金襴の商いから始まった、誉田屋の名で知られる店は現在の松井社長で13代を数える。現代では装束、袈裟、人形裂地、寺社で用いる宗教金襴などの金襴製品を主に取り扱う織物問屋として、特に有職故実の京人形の裂地では全国トップシェアを誇る京の老舗だ。
織物の長さの単位は、一般的に反物の単位は鯨尺(くじらじゃく)を用いるのが普通だが、この店では、建築などに用いられる曲尺(かねじゃく)を用いる。曲尺を用いた昔の西陣の伝統がそのまま残ったもので、老舗の伝統を伝えるひとつのエピソードだろう。
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