京うちわが出来るまで

京うちわが完成するまで、16の工程が費やされる。まずうちわの原案・原画をたてる。それに応じて、骨格となる竹の巾揃えや厚さ揃えなどをするうちわ骨加工、表紙の切り絵や木版などを行ううちわ紙加工をする。その次にうちわの骨格をつくる裏張り加工、最後に全てをあわせる仕上げ加工があり、やっと完成するのである。 その全てが熟練の職人の手作業によるものであり、大半の技術は他ではされていないこと。特に裏張り加工の仮張り、仕上げ加工の念付けという工程は、普通のうちわ作りではされることはない。だが、その地道な作業の一つ一つが京うちわの出来上がりの美しさ、機能性を担っているのだ。